シドニー・ロスタロット
Sydney Losstarot
カルト集団であるメレンカンプ教団を率いる若き指導者。身長178cmの細身の体つきだが、彼の内側には計り知れない魔力が潜んでいる。
公爵邸占拠事件を起こしたのち、レアモンデに潜伏しアシュレイや聖印騎士団たちを待ち受けるが、大聖堂にてギルデンスターンの手にかかり死亡した。
シドニーの目的は?
おそらくは劇中最大級の謎とも言えるのが彼の目的そのものだろう。以下は管理人の私見であり憶測を出ないものだが、推理の材料にでもなればと思う。
結論から言ってしまうと、シドニーの真の目的は“魔”によって蝕まれた父親(バルドルバ公爵)を救いたかったのではないかということ。そして、彼なりの試行錯誤ののち、それが不可能であることを悟り、“魔”の後継者をアシュレイにしようとしたのではないかと思う。シドニーの「あきらめたのさ。不完全な死ではやはり意味が無い。」という台詞からも、当初の目的が挫折し、故にアシュレイに“魔”を譲ったという大筋はほぼ間違い無いと思われるし、真の目的に関しても、時折垣間見ることの出来るシドニーの幼少時代の姿から信憑性はあると感じた。
四肢について
「オレの四肢は神に捧げたのさ」というのは非常に印象深い台詞である。彼の言葉を鵜呑みにして解釈するならば、彼の四肢は義手義足であることに管理人としては異論は無い。公爵は幼いシドニーを救う為、レアモンデ(牧場)の飼主となり、魔を持って四肢を贄にして命を救った。
結局のところ…
ストーリーが難解になるのは、要はシドニーの“人の心を読み取る能力”と“自分の意思を他人に刷込む能力”が原因にある。言い方を変えれば、彼は嘘八百を確信論に変えることが出来る以上、彼らの存在意義も危ういという、哲学的な意味合いも持つことになる。つまり、ティアやマーゴが実在するかしないかは、彼の意のままになってしまう。
これじゃぁ、真実もクソも無いということになるが、“結局のところ”これがベイグラントストーリーの面白さなのかもしれない。
関連事項
能力
彼の負の能力は“人の心を読み取る能力”と“自分の意思を人に刷込む能力”。人間の出力と入力を両方操るというのは、支配の究極の形。
January 8, 2005 | Person, Vagrant Story
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